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雨漏りによるカビ発生対策
住宅内でカビが繁殖するのを防ぎたい場合は、予防法やカビの除去を行なって被害を最小限に抑える必要があります。
カビを除去
- クロスの場合
- 住宅内に湿気や結露が溜まると壁にカビが発生してしまい、クロスが汚れたりしてしまうことが多いです。こうした現象によって住宅内が汚くなるのを防ぎたい場合は、室内の換気を実施して結露や湿気の発生を防ぐ必要があります。
- 壁に発生した場合
- 壁のクロス部分にカビが発生してしまった場合は近くに設置してある家具との距離を開け、壁の部分に湿気が溜まるのを防ぐ必要があります。近くに家具を置いていないのにカビが発生した場合は、室内を換気して結露の発生を回避しましょう。
重曹と酢はカビ除去に最適
カビを取り除くために塩素系漂白剤などを利用する方は多いですが、こうした製品は風呂場で使用するのを前提に作られています。そのため室内で使用すると有毒ガスを発生させたり、壁を傷めてしまう可能性が高いです。なるべく安全にクロスのカビを取り除きたい場合は重曹ペーストや酢水を使い、カビの除去を進めていきましょう。
突然の雨漏りに対応できる応急処置
突然住宅内で雨漏りなどのトラブルが発生した場合は応急処置を行ない、住宅や家族に悪影響が出るのを防ぐ必要があります。
テープで処置
雨漏りのあるところを掃除
雨漏りが発生している場所に防水テープを張る際はまず設置場所のほこりや砂をしっかり取り除き、テープが剥がれないようにしましょう。
テープを張る
テープを設置する際はまず下流の部分からテープを張ることで剥がれを防ぎ、応急処置による効果をしっかり継続する必要があります。

防水テープやビニールシートなどの自宅で保管してあるものを活用すれば、住宅にしっかりと応急処置を施して被害の悪化を防ぐことが可能です。これから雨漏り修理を行なう方は、業者が訪れるまでしっかりとした処置を施しておきましょう。